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百年に一人の声

30 Años30 Años
Mercedes Sosa


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私ごときがMercedes Sosaについて書くなんてそれこそ100年早いのだけども、それでも、書かずにはいられない・・のです。

このアルバムはタイトル通り彼女の30年以上にわたる音楽活動の結集であると思います。そんなありがたいアルバムが日本円で1640円。  
買っときなさい。

Mercedes Sosaは1935年にアルゼンチン北部トゥクマンの貧しい家庭に生まれ、幼い頃から民謡を好んで歌っていたそうです。おそらく彼女の周りでは民謡を歌うことが日常的だったのでしょう。

そんな彼女はアルゼンチンでフォルクローレの登竜門であるコスキン祭で優勝して注目を浴びるようになります。コスキン祭りといえば同じく優勝したSOLEDADが最近では活躍して有名ですが、Mercedes Sosaはその大々先輩にあたるわけですね。

Mercedes SosaはNueva Canciónを代表する音楽家でもあります。
このNueva Canciónとは直訳すると「新しい歌」と言う意味ですが、ラテンアメリカで70年代に盛んになった音楽運動のことです。

当事のラテンアメリカは軍事政権と社会主義運動などがぶつかりあい、愛国心や民衆の文化の見直しなどが盛んになっていました。Mercedes Sosa自身も1979年から83年までマドリッドでの亡命生活を余儀なくされています。

このNueva cancón はSilvio Rodríguez やPablo Milanesといったキューバの音楽家によってTrova(Nueva Trova)として、別の発展も遂げました。

彼女を形容する言葉はたくさんあるのですが、「100年に一人の声」と言うのもその中のひとつ。

歌のうまい人ならば他にもいるでしょう。しかし、彼女の声には単純な歌のうまさだけではなく、「民衆の声」が乗り移っているように思えます。それは歌手としてではなく、人間としての深み。経験したものだけがわかる想い。

私もドミニカ共和国に来る以前の2年間ほど、「どん底」を味わいました。
その「どん底」をしっているからこそ、彼女の代表曲であるGracias a la vidaを聴くと共感できるものがあります。つらさや苦しみを知っているからこそ出せる生きることへの喜び。それがGracias a la vidaにはあると思います。




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