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CULTURA DOMUSICANA

enrique feliz
Cultura Domusicana
Enrique Feliz


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Enrique FélizのCULTURA DOMUSICANA・・ここ数年間で聴いた全てのアルバムの中で最高傑作だと思う。

タイトルはCULTURA DOMINICANA(ドミニカ文化)とMUSICA(音楽)をひっかけて作った造語だと思うけど、その名の通り、このアルバムには「ドミニカ音楽文化」と呼べるものがぎっしりと詰まっている。

ドミニカ共和国といえばMERENGUEそして最近ではBACHATAの国・・と言うイメージだと思うけど、実際にはそのMERENGUEやBACHATAを生み出した豊かな音楽土壌の中に主にアフリカをルーツとする様々なリズムが存在している。ただ、残念なことにキューバなどと比べこれらのアフリカをルーツにもつ民族音楽はほとんど省みられることがなかった。

理由はたくさんあるのだけど、そのひとつとしてドミニカ共和国ではアフリカをルーツに持つものへの過小評価があり、その根底にはこれまた残念なことに人種的偏見があったりもする。

しかしながら、最近、ドミニカ共和国に古くから継承されてきた伝統音楽を見直す動きが強くなってきている。VILLA MELLAのLOS CONGOSやSAN PEDRO DE MACORISのLOS GULOYASがユネスコの「人類の口承及び無形遺産の傑作宣言」に指定されたことも非常に大きいと思う。

このCULTURA DOMUSICANAではmangulina,gagá,palos,pambicheと言ったドミニカ共和国の民族音楽の素晴しさを最大限に引き出し、そこにアフリカの伝統的コーラス、MERENGUEやBACHATA、SONなどを加えることでお互いのよさを殺さず引き立てあっている。
特に、収録曲MI SEPELIOではpambicheやpalosのリズムをロックとあわせ、聴くものをEnrique Félizの世界に引き込む。
また、一流ミュージシャンの参加によって更に音楽としての完成度が高まっている。

話は少しそれるがEnrique Félizは今BACHATA界が最も熱いラブコールを送っているミュージシャンの一人でもある。
今年のCASANDRA賞のBACHATA2005を受賞したJoe VerasのLa paredはEnrique Félizの曲。(ただしクレジットはEnrique Félix)
それにAntony Santos,Frank Reyes,Yoskar Saranteと言ったBACHATA界を代表する歌手が次々とEnrique Félizの曲を歌っていることからもわかるとおりなのです。



このアルバムはまさにDominicanidad(ドミニカ性)と言う言葉がぴったり合う最高傑作だと思う。ドミニカ音楽に詳しい方も、そうじゃない方にも全ての方にぜひこのアルバムを通してドミニカ共和国の音楽の豊かさを実感して欲しいと思います。



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